ずっと放ったらかしていたブログの再開します。
私のもとに来て8年になる、滋賀県湖北の古民家から出た煤竹です。
楽器のディジュリドゥとして作り、吹いていました。
本物のユーカリディジュに比べてで、音の深みやプレッシャーが足らないなどの、気になる点がありましたが、竹と木の差だと諦めていました。
今年になってから、人前で吹く機会があって、反応はユーカリよりも煤竹の方がよかったのには驚きました。
家で煤竹ディジュを吹いてもどこを作り直せばいいのか、悩んでばかり。
マウスピースを四回も伸ばし、内径を細めたり、広めたり、謎だらけの民族楽器。正確なドレミが無いのでいつまでも答えなんか出ないかもしれない。
今日の昼前に息子と映画ゴジラを見に行く途中、去年ユーカリディジュの改造をしてもらった、ケヤキ工房の小林さんにバッタリ会った。
これは彼に頼むしかない! その場で後で伺うことを伝えて、映画に行った。
帰宅後、煤竹ディジュと継ぎ足す煤竹を持って小林さんを訪ねた。
どうしたいかを伝えて、竹をノコとカンナで削っていい具合にベルの部分を作ってくれた。流石にプロだ。
百年を越えた煤竹の断面は綺麗だ。ボンドが乾いたら都糸を巻いて、マウスピースを塗り直して完成させます。
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